美術展の企画

ART EXHIBITION
日本画の革新

創画会60年展

創造美術からの流れ
会期
東  京 2007年9月5日(水)~9月17日(月) 日本橋髙島屋
京  都 2007年9月26日(水)~10月8日(月) 京都髙島屋
和歌山 2007年10月20日(土)~12月24日(月) 田辺市立美術館
茨  城 2008年1月2日(水)~2月11日(月) 茨城県天心記念五浦美術館
静  岡 2008年2月16日(土)~3月30日(日) 浜松市秋野不矩美術館
※各会場で、展示内容が異なります


1948(昭和23)年「創造美術」として発足した新しい美術運動は、1951年に「新制作協会日本画部」、1974年には現在の「創画会」と名称を変えながらも、常に「新しい日本画を」目指し、本年で60周年を迎えます。
 
上村松篁、秋野不矩、山本丘人といった創立当時の作家たちの「日本画に対する気高く真摯な志」は、加山又造、麻田鷹司、石本正、稗田一穂、上村淳之を世に送り出し、浅野均、宮いつき、雲丹亀利彦といった目覚しく発展し続ける現代の若手作家を生み出しています。
 
ここ数年「日本画」への注目が集まり、話題になる展覧会が開催されることも多い中、戦後からある意味で「日本画」を牽引してきた「創画会」60年の歩みを辿る本展は、とても意義深いものと考えております。

本展は、代表作家の重要作品約70点を展覧し、あらためて「日本画」の美しさ・すばらしさを味わっていただくとともに、常に飽くなき追求・模索を続けてきた「創画会」ならではの「新しい表現」を、お楽しみいただけると確信しております。

【作品リスト】
●山本丘人 《晩雪》1956年
●秋野不矩 《チャンパーの花》1981年
●広田多津 《口紅》1976年
●上村松篁 《蓮》1981年
●稗田一穂 《鸚鵡と花》1951年
●石本正 《紅装》1987年
●毛利武彦 《隠れ瀧》1995年
●上村淳之 《蓮池》2000年