美術展の企画
ART EXHIBITION
大正時代から昭和にかけて「乙女好みのデザイン」「乙女のためのデザイン」と呼ぶにふさわしいイラストやデザインが非常な人気を得ました。 静岡県生まれの加藤まさを(1897-1977)は、英文学を学んだことから、イギリスの画家デュラックに惹かれれ抒情画の世界に足を踏み入れました。ロマンス・メランコリー・メルヘン・モダンガール・・・そのような乙女世界を描き、爆発的な人気を博した大正時代を代表する抒情画家です。 本展では、「プロローグ」「萌え」「子ども」「異国情緒」「抒情」「間奏曲」「楽譜&音楽の世界」「大正イマジュリィ」と章立て、絵はがきや挿絵楽譜、詩画集など186件をお楽しみいただけます。
【ギャラリートーク】
6月8日(日) 午後2時~
常葉美術館館長が、館内を移動しながら作品や作家などの解説をして
展示をお楽しみいただけます。
※事前申込不要(美術館入館料は必要です)
【作品リスト】
・加藤まさを 花の心Ⅱ 「白さうび」(部分) 個人蔵
・加藤まさを 花の心Ⅰ「風蘭」(部分) 個人蔵
・加藤まさを 花の心Ⅰ「スウイートピー」(部分) 個人蔵
・加藤まさを 花の心Ⅰ「ばら」(部分) 個人蔵