【購入方法】
①会場
②小社オンラインショップ (申込開始日:2023年10月21日(土)11時~2023年10月31日(火)18時まで)
※先着順となります。
【こけしサイズ】サイズは目安です。
高さ約24㎝
※加茂幸子さんは形から制作しておりますのでサイズが若干異なります。
【出品作家】
・飯田文香《夏のこけし》
夏の日差しの中、次々と花をつけて明るく咲く姿に、この先の未来を願って絵付けをしました。祖母の庭に咲くノウゼンカズラです。この花を見ると、また季節が巡ってきたことを実感します。この先も、誰もが毎年季節の巡りを楽しんで過ごしていけるよう、心より祈っています。
販売価格:110,000円(税込)
・井上 藍《生命の木、祈りの木》
私の中で「こけし」というと、少し悲しくほの暗いイメージがあるものでした。ですが、誰かのことを想い願う気持ちは、きっと美しい。こけしを作る際に込められる祈る気持ちと、作品を観た人に楽しい気持ちになってほしいという願いを、色と模様にのせて制作しました。
販売価格:88,000円(税込)
・大島 利佳《あの子のすがお》
こけしといえば女の子の絵付け、と思い、そこからイメージを膨らませました。頭部に描かれる女の子は素朴な線描で絵付けされることが多いと思います。その抽象的な「女の子」を詳細に描き、人物像の解像度が上がるのも面白いのではないかと思いました。こけしが本来、子供への想いが込められた縁起物であることを大切にできたのではないかと思います。
販売価格:88,000円(税込)
・太田 絵里子《こけしピエロ》
この度のご依頼をいただいた時期、私は自分の絵を用いたトランプの製作をしていました。せっかくならこけしもトランプに関連のあるデザインにしようと思いピエロ柄に彩色してみました。
販売価格:88,000円(税込)
・桂 典子《しおん》
「紫苑」の花言葉は「追想」です。大人が自分の身すら守れない状況にある大震災、小さな子供やお母さん、妊婦さんにとってはさらに過酷で恐ろしい出来事であったことは想像に難くありません。関東大震災で被災されたお母さんや子供達が救われるように、苦しんでいる魂が見逃されないように、十一面観音像のようにあらゆる方向に顔をむけ、笑顔を届けられるように願いを込めて描きました。
販売価格:66,000円(税込)
・加茂 幸子《君を抱いて》
こけしとの出会いは仙台の祖母の家でした。ガラス戸のタンスの中に、少しずつ違う顔の女の子たちが同じ方向を向いてお行儀よく並んでいました。
こけしは東北ならでは民芸品と知ったのは後になってからです。
作品は背中合わせに猫と女の子を配置してみました。猫の耳は反対から見ると女の子のリボンのシルエットになります。
それぞれが愛しい相手を胸に抱いて一心同体。美しい相思相愛のかたちを祈りとして表現しました。
販売価格:110,000円(税込)
・川又 聡《龍虎芥子》
素材の形を生かして図柄を考えました。日本は地震災害の多い国で、多くの犠牲が時折出てしまいますが、その都度強く優しい国になってほしいです。
販売価格:110,000円(税込)
・後藤 真由美《桜の子》
人々が何もかも失い絶望した震災からちょうど100年。
その逆境を越えて日本の都心部は、現在も進化を続けています。
命途絶えた人々の無念を思い、生き抜いてきた先人達。
苦境に立たされても、また花を咲かせることができる日本人の努力に敬意を表しています。
描くうちに、震災の歴史の歩みと人生を歩み、生きることは同じだと気づきました。
まだ見ぬ未来への期待。これから大人へと成長していく姿を、和を大切に表現しました。
販売価格:88,000円(税込)
・榊原 孔美子《HOPE》
花と蝶をイメージしながら制作しました。この作品を見る人が前向きな気持ちをもってもらえると嬉しいです。
販売価格:66,000円(税込)
・坂本 藍子《願い》
100年前の関東大震災で10万人以上の方が地震、そして火災によってお亡くなりになったと聞いております。
蝶には死者の魂が宿るという言い伝えがあり、また幸運の象徴とも言われております。
災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、この先の未来に大きな災害が起きないよう平和
への願いを込めて描きました。
販売価格:110,000円(税込)
・真条 彩華《祈りと鎮魂の華》
関東大震災から100年、この震災の影響による死者、行方不明者が10万5千人超えとあります。
地震による火災旋風による犠牲者、土砂災害、大津波など恐ろしい経験をされた人命により今日を生きる私達は様々な事を学び知識を得てきました。
こけしの体は荒涼とした中に救済をイメージして天使の羽と人の手、顔は鎮魂、安らぎの表情を描きました。
これらの売上の一部は防災機関へ寄付との事で少しでも力になれれば幸いです。
販売価格:88,000円(税込)
・平良 志季《双龍》
今回関東大震災のチャリティーということで、空を飛び見守る龍と地震というところから下からも見守っている地龍の双龍をイメージして描きました。
100年前の震災ですが、今現在も首都直下の地震に危機を感じでおります。この双龍たちのように穏やかに時が流れていくこと、そして100年前の関東大震災にて被害にあわれた方々を鎮められるようにと願いを込め制作しました。
販売価格:110,000円(税込)
・西川 果歩《巫狐》
今回、私が制作したこけしは巫女姿で「胡蝶楽」の着物を着た白狐です。「胡蝶楽」は春の日に舞い遊ぶ蝶を表した舞楽のこと。そして、この白狐が手にしている「榊」の葉は四季を通じて葉が茂る「神の恩恵」を表すと言われています。現代でも災害や戦争による悲しみは尽きることがありません。人々が心を癒し、蝶が楽しく舞い遊ぶような穏やかな生活を取り戻せるよう願いを込めて制作致しました。
販売価格:88,000円(税込)
・福本 百恵《賢者》
森の中、闇の中、その目はどこまでも見渡し見透かすことができます。古来より人々に愛され音もなく羽ばたくその姿は・・・
販売価格:88,000円(税込)
・福本 百恵《智慧の実》
禁断の果実のリンゴ。そのリンゴの魅力に魅せられ求め合う鳥たち。その実を食べ何を得ようとしているのか。擬人化し描いた作品です。
販売価格:88,000円(税込)
・藤井 聡子《花笑み》
実家の飾り棚には、木地の部分が淡い飴色になったこけしが数個あったように思います。素朴で単純だけど味わい深いのがこけしに対するイメージです。
その昔絵付け用の絵具には、赤はベニバナを煮詰めて作ったものを、青色にはつゆ草など藍色の花を絞ったものを、黄色は黄蘗を煮詰めたものを使用していたとか。木地の美しさが生かされた描彩が特徴の1つのように思います。
制作に当たっては風土性や伝統性も残しつつ、また今回のテーマである大地への鎮魂の意味を込めて、長く根を張るタンポポや舞い散る花びらを描きました。
販売価格:66,000円(税込)
・藤原 由葵《月光》
歓喜で輝く未来を祈願しています。
販売価格:110,000円(税込)
・松本 亮平《森のふくろう》
幸福と繁栄を象徴する「ふくろう」に未来への希望を込めて制作しました。
ふくろうと2匹のリスが遊んでいるこの作品を通して、自然との調和を表現したいと考えました。
販売価格:88,000円(税込)
・宮間 夕子《一対の祈り》
二元論や陰陽説といった概念があるように作品の顔は2つの要素で構成されています。
穏やかな力と荒ぶる力を表現しました。どちらとも仲良くなることによって調和がとれるのだと思います。
販売価格:110,000円(税込)
・山羽 春季《奉納舞》
本展のテーマである「鎮魂」の想いを込めて、舞妓による奉納の踊りを描きました。
金箔と色箔の背景は華やかな浄土を意識しました。
販売価格:66,000円(税込)