美術展の企画
ART EXHIBITION
日本画家・西田俊英(1953-)は、昨年の武蔵野美術大学退任記念展に《不死鳥》を発表して話題を集めました。2022年より1年間、屋久島に滞在して描き始めた本作は現在も制作が続いており、最終的には全長90メートルを越す大作となります。西田が世界自然遺産として知られる屋久島に魅了されたのは、その豊かな原生林に象徴されるように、森林が人間にとってかけがえのない存在で、その貴重な自然、そしてそこに棲む生命の営みに強く共感したからです。その稀有な自然を見つめることで作家は「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマにした壮大な物語を紡ぎだしました。
本展では、代表作とあわせて最新作《不死鳥》をさらに進化したかたちで一挙公開し、西田芸術の現在を紹介します。
■アーティストトーク
西田俊英氏が、《不死鳥》の制作エピソードや作品にかける思いを語ります
〈日時〉
4月20日(土) 11:00~
5月25日(土) 13:00~
5月26日(日) 11:00~ (各日約60分)
〈会場〉
企画展示室 ※要企画展入場券、申込不要